2008年3月26日水曜日

コラーゲンの分子量


話題のコラーゲン。豚皮からのもの、魚のうろこからのもの、分子量が小さいもの、、、、様々な種類のものがあります。
よく聞かれるのが、
「分子量が小さい方が吸収力がいいの?」
「量をたくさんとった方がいいの?」
「食べ物でとるのと、どう違うの?」
などなど。。。。
普段、私達が食生活の中で食べているコラーゲンは、鎖状になった分子量が何十万という長い、分子量のもの。
通常、食べものの中に存在しているので、ふつうの食事にふくまれるたんぱく質と同じぐらい吸収に時間がかかります。
この食品から、加工をされて、ゼリーなどに使用されているのが、ゼラチン
少しずつ長い鎖が分解により、ほどけてきている状態。 この状態は、まだまだ分子量が大きいため、
ゼリーのように固まります。
これをもっと細かく分解されたものが、コラーゲンペプチドと言われてるもの。 食事に含まれているコラーゲンよりも分子量が小さいため、吸収がよいといわれているもの。
マウスに放射性同位元素で標識したコラーゲンペプチドを経口摂取させ、吸収されたコラーゲンペプチドを調べたところ、摂取されたペプチドの95%が12時間以内に吸収されること、また吸収されたペプチドの分子量は500-15,000(アミノ酸にすると5-150個)であることを報告しています。(国立栄養研究所の文献より)
分子量もさることながら、年齢とともに減っていくコラーゲンだからこそ、たっぷりと補いたいですね。

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